玉ねぎの苗は、苗を育てる期間、玉ねぎ畑とは別の場所(苗床)で特別なケアを施されながら育てられています。様々な作業が必要ですが、ひとつひとつの過程を通過しながら、来期の収穫を目指してすくすくと育っています。葉っぱも細くてまだまだなよなよしいベビーちゃんたちですがしっかりと玉ねぎの香りがして、葉切りの作業などをしているとしっかりと目に沁みます(≧▽≦)💦
拡大してみると…
カメラを近づけて拡大してみてみると、こんな感じです。玉ねぎの苗は倒れやすいので、重みがかからないように「葉切り」の作業をしています。地面には、土の乾燥を防ぎ、雨天の際などに土の流出を防ぐためにもみ殻がまかれています。黒く見えるのはプラスチックトレイです。直植えする方法もありますが、私たちはトレイを用いています。これにより、移植がしやすくなります。淡路島では先日雹(ヒョウ)が降り農作物も大きな被害を受けましたが、玉ねぎの苗への被害が少なくてほっとしました。来月はいよいよ苗を畑に定植しますので、その様子を報告します!
今月の私たち
すこし画像のクオリティが低いのですが、トラクターで畑を耕す作業を始めると「待ってました!」とばかりにやってくるのがアオサギです。トラクターの後をちょんちょんとついてきて掘り起こされた土から出てくる虫たちをついばみます。トラクターの近くまでやってくるのですが、トラクター作業中は写真が撮れないのと、写真を撮ろうと近寄ると逃げてしまってこのクオリティです。畑作業は黙々と独りで向かいあう作業も多いのですが、手入れをする野菜たち、虫たちや鳥たち、たくさんの命あるもの囲まれながら、にぎやかにワイワイ働いています。
今月のおまけ
我が家から畑に向かう県道に、伊弉諾命(いざなぎのみこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)が降り立ったという天の浮橋という不思議な場所があります。二人がここでぐるぐると矛を回して飛び散った雫が落ちてうまれた「蘆原国」と言われる祠も少し離れた畑の中に。。。私たちが住んでいる南あわじには縄文時代の遺跡から、弥生時代の遺跡、古墳時代の古墳、奈良時代の国分寺、陵、淡路水軍の古城などなどがあり、まるで史跡のデパートのようです。農作業の合間に歴史探訪をするのも大きな楽しみです。
淡路島と古代史については兵庫県立博物館のサイトがとても詳しいです:
おのころ島神社の大鳥居
古代史の宝庫で農作業をできるとは日本人として最高の幸せですね。
頑張ってください。
Ted