2025.03.20. #00013
- 信雄 多田
- 3月20日
- 読了時間: 2分
梅がほころび、春の便りがあちらこちらから届く今日この頃、巷では新玉ねぎの販売が始まり、多田農園にも今期の販売はいつごろからですか?という問い合わせが入る季節になってきました。
玉ねぎの収穫をお待ちいただいている皆様に、畑の様子を伝える今月のニューズレターをお送りします。

一番青々と茂っているボルトの畑の様子です。玉ねぎの結球はまだ。太陽と大地から受ける恵みを蓄えてこれからどんどん大きくなっていきます。多田農園では今収穫されて市場に出回っている超極早生の玉ねぎを育てていないため、今期の通称”新”玉ねぎと呼ばれる玉ねぎの初出荷は4月の終わりころから5月のはじめを予定しています。収穫時期は、品種ごとに日照時間で決まっていくので、極端に早まったりすることはありませんが、収穫時期の雨などによって遅れる場合はあります。

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こちらは、七宝の様子です。後から掲載する「ターザン」の様子よりは成長していますが、まだまだ畑で過ごす時間は長そうです。作物の種類によって、畑での成長速度は様々ですが、玉ねぎを育ててわかるようになったのは、玉ねぎは成長に時間のかかる作物だ、ということです。9~10月に種まきを始めた玉ねぎですが、収穫までに8か月以上の時間を必要とします。ブログをお読みくださり、多田農園の玉ねぎの収穫を楽しみにお待ちくださっている皆さま、どうぞもう少しご一緒にお待ちください(^^♪

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こちらは「止め肥」が終わったばかりのターザンの畑の様子です。暮れの移植後2か月以上経っているターザン、茎や葉はまだまだひょろひょろっとした感じですが、地中の根はしっかりと張っています。日照時間が短く寒い冬の間はしっかりと根が成長し、これから暖かくなるにつれて青々と育っていきます。
<今月の仲間たち>七色てんとう虫🐞

穏やかな春の陽気に誘われて、畑の畔を散歩していたら、てんとう虫たちが忙しそうに、春の訪れを謳歌していました。農業倉庫の蜜蜂たちも活動が盛んになってきました。冬の間に巣箱の中で成虫に成長した若手たちが巣箱の周りをブンブンと飛行練習をして、蜜を集めに遠出する準備をしていました。”時騒ぎ”と呼ばれる現象だとか。まもなく、新しく生まれ育った女王蜂が仲間を引き連れて新しい巣へと引越しする”ブンポウ(分蜂)”の季節がやってきます。ねがわくば、農園の新しい巣箱に引っ越してきてもらえるよう、農作業の合間に新しい巣の整備も進めつつ、たくさんの生き物たちと本格的な春の到来を待ち望む淡路島からのお便りでした。
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